「万波医師」問題で訴えられた「移植学会」幹部の忘れたい過去 「週刊新潮」1月22日号記事と修復腎移植等について、広瀬誠様からTBをいただきました。
広瀬様のブログでのご意見を転載させていただきます。
誠にありがとうございます。
万波誠医師の病気腎の移植について
2009年1月14日
広瀬誠様
「週刊新潮」1月22日号で万波誠医師の腎臓移植手術を非難した日本移植学会の幹部たちが訴えられた、との記事が報じられている。この学会の声明をうけて厚労省が病気腎移植手術を原則禁止したのだから彼等の責任は極めて重い。私は昨年11月に書いた「万国の透析患者は団結し、主張せよ」でも明らかにしたように4年半前に腎臓ガンで右腎を部分摘除手術を受けた。今はまったく常人と変わらぬ生活をしている。非常に世評の高い医科大学でのファースト・オピニオンは右腎全摘であった。セカンドは部分摘出だった。
私はセカンドを選択した。ファーストを選んだとしたら、希望者がいれば、事情をすべて明らかにして病腎を快くゆずったろう。 つまり、ネットで云われている「移植していい腎臓なら全摘不要だ」という意見は形式論理であり、実態から離れているケースがあるのだ。
それに該当するケースが毎年2000?3000例あると仮定(あくまで仮定)すれば、透析患者の希望をぶち壊した深尾氏、大島氏等の責任は深く大きい。 この件に関しては、どんな場所にでも納得できれば出る用意があるので意見を当欄に寄せていただきたい。
万国の透析患者は団結し、主張せよ
2008年11月26日
昨日の11月25日、産経の(東京)14版に南越谷第一公園でのいたましい事件の報道がある。57歳の男性が散弾銃で死亡していた。「男性の側に散弾銃と、「人工透析に疲れた」などと書かれた遺書があったことから・・」というものだ。
私は4年前に渋谷のPLの健診所で超音波による腎臓の腫瘍の可能性を指摘され、東京の単科大学の診断で右腎全摘の診断をうけた。かすかな誤診の期待をこめて板橋のPET診断施設をおとずれたが、やはり癌だった。そこの医師が癌研を紹介してくれ、私はセカンドオビニオンを求めた。医師は、年齢からして右腎の部分切除がいい、といってくれた。前者の手術一ヶ月後、後者は三ヶ月後しかあいていなかった。結局癌研におねがいした。
4年後まったく常人とおなじ暮らしをおくっている。医師、医療保険制度には、感謝している。はっきり言って日本はこの点では現世のパラダイスに近い。その日本で何故冒頭の記事のような事が起こるのだ?私は腎臓全摘ならよろこんで摘出した腎臓を贈ったろう。勿論その経緯を全部話した上でだ。
超音波診断の進歩で初期の腎臓ガン発見はめざましいばかりだ。万波さんのような名医がいれば、救われる患者は多い。しかし、万波医師のミスばかりとりあげて、ナントカ審議会はセーブをかけた。
私は声を大にして言いたい。こんな「専門家」は信用するな、彼等は人工透析の苦しみの専門家じゃない。他人の苦しみは百年でも我慢できる人達だ。このブログの開設もこれが主眼のひとつだ。どうかこの部分をファックスなりメールにするなどしてお知り合いに送っていただきたい。
広瀬様のブログでのご意見を転載させていただきます。
誠にありがとうございます。
万波誠医師の病気腎の移植について
2009年1月14日
広瀬誠様
「週刊新潮」1月22日号で万波誠医師の腎臓移植手術を非難した日本移植学会の幹部たちが訴えられた、との記事が報じられている。この学会の声明をうけて厚労省が病気腎移植手術を原則禁止したのだから彼等の責任は極めて重い。私は昨年11月に書いた「万国の透析患者は団結し、主張せよ」でも明らかにしたように4年半前に腎臓ガンで右腎を部分摘除手術を受けた。今はまったく常人と変わらぬ生活をしている。非常に世評の高い医科大学でのファースト・オピニオンは右腎全摘であった。セカンドは部分摘出だった。
私はセカンドを選択した。ファーストを選んだとしたら、希望者がいれば、事情をすべて明らかにして病腎を快くゆずったろう。 つまり、ネットで云われている「移植していい腎臓なら全摘不要だ」という意見は形式論理であり、実態から離れているケースがあるのだ。
それに該当するケースが毎年2000?3000例あると仮定(あくまで仮定)すれば、透析患者の希望をぶち壊した深尾氏、大島氏等の責任は深く大きい。 この件に関しては、どんな場所にでも納得できれば出る用意があるので意見を当欄に寄せていただきたい。
万国の透析患者は団結し、主張せよ
2008年11月26日
昨日の11月25日、産経の(東京)14版に南越谷第一公園でのいたましい事件の報道がある。57歳の男性が散弾銃で死亡していた。「男性の側に散弾銃と、「人工透析に疲れた」などと書かれた遺書があったことから・・」というものだ。
私は4年前に渋谷のPLの健診所で超音波による腎臓の腫瘍の可能性を指摘され、東京の単科大学の診断で右腎全摘の診断をうけた。かすかな誤診の期待をこめて板橋のPET診断施設をおとずれたが、やはり癌だった。そこの医師が癌研を紹介してくれ、私はセカンドオビニオンを求めた。医師は、年齢からして右腎の部分切除がいい、といってくれた。前者の手術一ヶ月後、後者は三ヶ月後しかあいていなかった。結局癌研におねがいした。
4年後まったく常人とおなじ暮らしをおくっている。医師、医療保険制度には、感謝している。はっきり言って日本はこの点では現世のパラダイスに近い。その日本で何故冒頭の記事のような事が起こるのだ?私は腎臓全摘ならよろこんで摘出した腎臓を贈ったろう。勿論その経緯を全部話した上でだ。
超音波診断の進歩で初期の腎臓ガン発見はめざましいばかりだ。万波さんのような名医がいれば、救われる患者は多い。しかし、万波医師のミスばかりとりあげて、ナントカ審議会はセーブをかけた。
私は声を大にして言いたい。こんな「専門家」は信用するな、彼等は人工透析の苦しみの専門家じゃない。他人の苦しみは百年でも我慢できる人達だ。このブログの開設もこれが主眼のひとつだ。どうかこの部分をファックスなりメールにするなどしてお知り合いに送っていただきたい。
#
by shufukujin-iken
| 2009-01-16 21:50
| ご意見